2017年8月2日(水) よくわからない大型イグチがゴソゴソと
 メインのパソコンが起動しない。初期画面は出るがパスワードなどを入れる画面が現れない。Windowsの修復を試みても改善の兆しはない。とりあえず、別のノートパソコンから遠隔操作でメインパソコンのデータを読み出して、そこからこの雑記を更新することになった。またまた面倒で時間のかかる措置をとらねばならないのかもしれない。

 矢板市にある県民の森を散策した。展望台への遊歩道にはモミの純林が延々と広がり随所にミズナラやイヌブナ、シデの仲間が見られる。
 駐車場に車を停めてすぐ裏を見ると、大きなハイカグラテングタケが多数でていた。多くは既に最盛期を過ぎて異臭を放ちながら倒れたり崩れたりしていたが、5〜6つほどはきれいな姿で立っていた。高さ30cmほどの成菌(a, b)と10cmほどの幼菌(c)だけを撮影した。
 とても蒸し暑くて何もせずとも汗が噴き出した。遊歩道を進むと、次々に大きなイグチが現れた。大部分は自分の知識・経験からは種名がわからないものばかりだった。ごくごく一部のイグチは「××らしい」程度の確からしさで和名をあげることができた。
 アカジコウが面白い姿を見せてくれた(d)。単体の典型的な姿のものも見られた。ブドウニガイグチのように思えるイグチが多数でていた(e, f)。よく似てはいるがニガイグチモドキなのかもしれないものも数多くでていた(g, h)。しかし多くは全く何か見当もつかない(i, j; k, l)。
 

(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 青変性がないからコガネヤマドリなのだろうと思えるイグチ(m, n)、孔口が淡いピンク色の黄色いイグチには何度も出会った(o〜r)。この他にも撮影こそしなかったが、大型イグチが何種類も見られた。テングタケの仲間も7〜8種ほど出会ったが、撮影したのはシロオニタケの幼菌のようにみえるもの(s)とタマゴタケだけ(t)。チチタケにはずいぶんたくさんであった(u)。キイボカサタケ(v)はやたらに多かったが、シロイボカサタケやアカイボカサタケは見られなかった。
 
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
(s)
(s)
(t)
(t)
(u)
(u)
(v)
(v)
(w)
(w)
(x)
(x)
 少し歩けばすぐにきのこという状況のなかでも、もっとも高い頻度で出会ったきのこはコウモリタケだった(w)。5〜6mも進めばすぐに次のコウモリタケ群にであう有様だ(x)。


日( )
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