2017年12月18日(月) 群馬県側は深雪路、栃木県側は凍結路
 栃木と群馬の県境の金精トンネルが今月25日から来年4月25日まで恒例の冬季閉鎖になる。このことを、土曜日(12/16)の朝、急に思い出した。閉鎖前に峠のトンネルを通っておこうと思って、朝食後に国道122号線を足尾から桐生市に向けてプリウスで出発した。
 草木湖を抜け桐生市の黒保根から赤城山中腹を走る県道62号線に入ると日陰はよく凍りついていた(a)。薗原湖畔を走る県道267号線から国道120号線に入り沼田市の老神温泉を経て吹割の滝に車を停めた(b)。例年通り遊歩道は冬季通行止めになっていた(c)。
 片品村のメインの街道はしっかりと除雪されていたが、丸沼高原スキー場に近づくにつれて路面の雪も次第に増えてきた(d)。ここは関東地方では最も早く開業し雪質もよいので、例年多くのスノーボーダーやスキーヤがやってくる(e)。この日もケーブル下の有料駐車場は早くも満車だった。このあたりからは雪をいただいた上州武尊岳を仰ぐことができる(f)。
 冬季ここから先は通行止めになることもあってか、急に足元の雪が多くなりコンクリー路面は一切見えなくなる(g)。圧雪路を快適にとばすとやがて金精トンネルに到着した(h)。周辺は深い雪に覆われている。県境のトンネルを抜けて栃木県側に出ると(i)、路面は一変する。雪こそあまりないが、足元が一面に凍りついている。ここからは男体山と戦場ヶ原、湯の湖を一望でき(j)、目を上げると温泉ヶ岳の岸壁が迫って見える。さらに少し下ると金精山がみごとだ(k)。
 日光湯元では積雪は昨年より少なく(l)、戦場ヶ原には草原を覆うような雪はなく一面に茶褐色の平原がひろがっていた。いろは坂にも全く雪はなかった。金精峠からいろは坂を経て馬返しまでの間では、車がとても少なくて快適に走ることができた。日光市の二社一寺周辺までくると観光客の車が急に増えた。神橋では結婚式の披露が行われていた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
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(e)
(e)
(f)
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(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 昨年も同じような頃に同じようなドライブをしている(雑記2016.12.19)。昨年は左足の痛みに耐えかねて、今年は歯痛に耐えかねて、気分転換と痛みを忘れるための雪道ドライブだった。
 コケ「観察覚書」に「ヒナノハイゴケ」を追加した。


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