厳冬期の尚仁沢遊歩道 | |||||||||||||
厳冬期の尚仁沢湧水群への遊歩道を歩いてみた。朝の通勤時間帯を過ぎた頃に家を出た。尚仁沢入口駐車場は明るい日差しの中で雪もなく、わが家の車一台だけだった(a)。 歩き出すとすぐに30cmほどの積雪の中にダム管理の車の轍が続いていた(b)。やや進むと湧水群遊歩道の入口となり、この場所はよく日が当たり雪はなかった(c)。しかし足元の落葉の下はガチンガチンに凍っていてすぐに急な登りとなった(d)。上がりきると雪径となるが(e)、すぐに急な下り階段となる(f)。金属製の階段は凍りきって、手すりに掴まらないと恐ろしい状態だった。階段を下ると吊り橋となるが、日陰でもないのに橋は雪に覆われていた(g)。 ここを過ぎるとあとは雪原のなかの細い踏み跡を辿ることになる(h, i)。途中の木道や細板の道は雪が硬く凍り付いて慎重に歩かないと転落しそうだ(j)。終点の湧水群標識のあたりは明るく開け湧水点近くには雪はほとんどない(k, l)。しかし落ち葉の下は氷の世界で、注意深く歩かないと転びそうになる。無雪期と比較すると湧水の水量はとても少なかった。 |
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往復2Kmしかないが、風もなく楽しい雪道散歩だった。ビブラム底のモカシンで歩いたが、しばしばくるぶしの上まですっかり雪に潜ってしまい、靴の中が雪だらけになった。四本爪アイゼンとスパッツがあればもっと気楽に歩けたろう。駐車場に戻ると、春日部ナンバーの車が一台とまって、二人のハイカーが雪道歩行の準備にいそしんでいた。 | |||||||||||||
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