すっかり数が減ったオオズキンカブリタケ | |||||||
川口市在住時代からほぼ毎年ゴールデンウイーク前後に栃木・福島県境の山王峠南側の男鹿高原に行っていた。日光に転居してからは日常の観察フィールドは自宅から20〜30Km圏が主となり、60Kmも離れた男鹿高原は「遠い」というイメージが強くなり行くことは少なくなった。 その男鹿高原を昨日午前中に歩いてきた。周辺は標高800〜850mでようやく木々の新芽がではじめた(a)。男鹿川に沿って走る林道から瓦礫の急斜面を降りる途中に(b)、例年多数のオオズキンカブリタケがでた。しかし2015年の集中豪雨と最近の崖崩れで様子が一変した。 昨日は結局一個体だけしか見つけられなかった(c)。瓦礫の斜面を河原に降りたが(d)、以前とは環境が全く変わっていた。かつてはこのあたりにもオオズキンカブリタケが多数でたが、今は見る影もなく荒れている。かろうじて、倒木からややくたびれたエノキタケがでていた(e, f)。 |
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