2018年6月5日(火) 初めてたった独りで歩いた奥日光
 これまで奥日光には30年以上前から通算でほぼ250回以上訪れて、湯の湖、光徳が原、戦場ヶ原、小田代ヶ原、千手ケ原、阿世潟などを歩いてきた。そのすべてがカミコン(連れ合い)と一緒だった。なかでも西ノ湖から千手ケ浜へのコースは100回ほど歩いている。
 昨日、赤沼車庫から出るハイブリッドバスの始発(am7:50発)に乗るつもりでam6:45頃家をでた。本来ならカミコンと二人でマルミノノボリリュウを探しに来るはずだった。
 am7:45に赤沼駐車場に着くと既にバス待ちの行列ができていた(a)。先頭部の人たちは7:00前から並び始めたという。一昨日の日曜日にはこの時刻に駐車場はほぼ満車で、バス待ちの行列はさらに長かったという。バスは2台出て、かろうじて一番後ろに座れた。まだ立っている人はいなかった(b)。ほとんどの人がクリンソウの鑑賞にやってきたらしい。
 終点までは行かずに途中で下車して西ノ湖方面に向かった。他にはだれも降りなかった。静かな道を歩いて橋を渡る。河川の水量がやけに少なかった(c)。西ノ湖は少し小さくなっていた(d)。千手が浜まで来ると、思いの外波が高かった(e)。千手が浜発am11:20分のバスで赤沼バス停に戻ると、まだバス待ちの行列は続いていて、駐車場は満車だった(f)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 奥日光はよく乾燥していてきのこの姿はとても少なかった。かろうじて出会ったのはヒロメノトガリアミガサタケ(g, h)、タモギタケ(i, j)、ヌメリツバタケモドキ(k)、マスタケ(l)、クヌギタケ類数種などだけだった。今回もマルミノノボリリュウには出会えなかった。

 千手ケ原の遊歩道では多くのハイカーに出会ったが、大部分が夫婦らしき二人連れだった。楽しそうに語らいながら歩く姿を見ていると、熱いものがこみあげてきて涙が溢れてきた。



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