2018年8月18日() 激しい烈風に見舞われた釈迦が岳登山
 昨日早朝自宅を出てam6:20頃に高原山の大間々台駐車場に到着した。自分の車(赤色)以外誰もいなかった(a)。この朝は風が非常に強く、駐車場に到着するまでにも、あちこちで路面に太い木の枝が多量に落ちていて、いちいち車を停めて道路わきにどけながら走った。
 凄まじい強風が吹き荒れていて頻繁に強い突風に襲われ、停めた車はやたらに揺れるし、立っているだけで倒されそうになる。今日の山登りは中止すべきかどうか、10分ほど躊躇した。暖かくなれば少しは弱くなるだろうと思って釈迦ヶ岳に向かうことにした。
 途中で登山カードに記入して(b, c)歩き出した。展望は素晴らしく(d)、八海山神社まではなんとか普通に歩けた(e)。その先からは激しい突風に四六時中襲われ、しばしば樹にしがみついて突風をやり過ごしながら登った。矢板市最高地点という標識(f)や剣が峰(g)を通り過ぎるころには、風の強さは最悪になった(h)。尾根から風に吹き落とされないように樹にしがみつきながら進み、やっとのことで鶏頂山との分岐も過ぎて(i)、目的地の釈迦ヶ岳の山頂にam9:10頃に到着した(j)。山頂からの展望は素晴らしいが、無粋な釈迦如来像が立っていた(k)。
 下山時には往路よりも風がさらに強くなってきた。登りと同じように樹にしがみつきながら慎重に駐車場まで戻った。1時間半ほどで下山できると思っていたが、烈風のために2時間ほどかかってしまった。駐車場には地元車が十数台停まっていた(l)。
 あくまでも山登りが主体で、きのこはオマケだったが、意外と少なかった(m〜r)。釈迦ヶ岳の山頂付近にはヤマイグチとハンノキイグチがやたらに目立った。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 この山登りでは致命的なしくじりがいくつかあった。大間々台の気温は摂氏12度、強風で体温が奪われ寒かった。持病の強皮症からくるレイノー症状が激しく発症して、指先が蒼白になってほとんど感覚がなくなってしまったが、この日は手袋を持っていなかった。
 膝に故障を抱えているので、家を出るときに車に杖を積み込んだのだが、歩き出すときにこの杖を持って出るのを忘れてしまい、結局そのまま歩くことになってしまった。


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