2018年9月11日(火) 久しぶりにセイタカイグチに出会った
 昨日も朝から終日雨。そして降ったり止んだり時に激しい豪雨になり、不安定な空模様が夜遅くまで続いた。昼食後に軽く昼寝をしてから、鬼怒川温泉街の裏山を傘をさして歩いた。
 久しぶりにセイタカイグチに出会った(a, b)。これまでは山梨県の白州町、福島県の川内村やいわき市で何度も出会っているが、日光に転居してからは初めての出会いだった。
 よくわからないイグチが何種類もあった。そのうちの一つはカサも柄も粘液に包まれていて、孔口が鮮黄色をしていた(c, d)。また、大型のどっしりしたイグチで、これまた柄には強い粘性があり、孔口の色が濃黄色から濃黄褐色のイグチだ(e, f)。
 急斜面にやけに太い柄を持ったベニイグチが横になって発生していた(g)。オニイグチ系のきのこも多かった(h)。持ち帰って胞子などの確認をしなかったので、種名まではわからない。
 秋のきのこがいろいろ出始めていた。特に印象的だったのはムラサキアブラシメジモドキと思われるきのこだ(i〜k)。他にも数種類のフウセンタケ属の大形菌を見ることができた。ニンギョウタケも出てきた(l)。シロオニタケとか黒色系のテングタケ属も幼菌から老菌まで色々出ていた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 傘をさして薄暗い尾根の森林の中で撮影するのは結構面倒だった。そのため、出会ったきのこの大半はしゃがみこんで観察するだけにして、ごく一部だけを撮影した。


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