2018年9月29日() シロタモギタケとオドタケを探し回って
 昨日奥日光千手ケ原を広範囲に歩き回った。シロタモギタケとオドタケが出ているかどうか。もし出て入ればどういう状態なのか。それを知るためにさんざん歩き回った。
 結論としては両者ともに全く出会うことができなかった。普段と違って延べ18Kmほどの距離を歩き回ったが、幼菌すらも見つけることができなかった。昨年までとはずいぶん違う。今年は発生がとりわけ遅いのか、あるいは発生しないのか、今の段階ではよくわからない。
 そこでふだんなら出会ってもほとんど見向きもしないきのこを幾つか撮影した。ナラタケ(a, b)、スギタケ(c, d)、ヒダハタケ(e, f)、クリタケ(i)はその典型だ。他にはニカワウロコタケ(g, h)、ツノシメジ(j)、トビイロノボリリュウタケ(k)、ヒメベニテングタケ(l)などを撮影した。
 帰りのバスを赤沼車庫で降りたところで、春日部市のNさんとバッタリ出会った。彼の話では、オドタケの幼菌が出始めたという。しかしホシアンズタケには全く出会えなかったと言っていた。確かにホシアンズタケやタモギタケは今シーズンはほとんど終わっていて、昨日出会ったのもあまりよい状態ではなかった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 シロタモギタケは来週に出るかどうかかなり怪しい。今シーズンは出ない恐れが大きい。来週になれば、オドタケは発生するかもしれないが、これもあまり期待できない。
 昨日は珍しくナラタケとクリタケを少し持ち帰ったので、夕食は鶏肉で出汁を採ってきのこと野菜の鍋にした。ほかにも数点の野生キノコを放り込んだ。


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