2019年4月18日(木) シャグマはまだ出ていなかった:中禅寺湖 北面遊歩道
 昨日はきのこ観察と散歩を兼ねて中禅寺湖畔の北面を歩いた。am9:15に自宅を出て、am10:05に歌が浜駐車場に到着した。平日にも関わらず既に多くの県外車で第一駐車場は満車に近い状態だった(a, b)。来週末から始まる長期休みの続くゴールデンウイークに備えてか、ここにも仮設トイレができていた(c)。
 この時間帯にはまだ晴れていて男体山(d)やら日光白根山(e)が青空の中に聳えていた。阿世潟までの散策路を進みはじめて復旧されたイタリア大使館跡(f)を過ぎると、何やら大掛かりな工事が始まっていた(g)。湖面側にも(h)、山側にも(i)重機が入っていた。この場所に新たな桟橋と駐車スペースを作ることになったのだという。
 雪の少なかった冬に追い打ちをかけた春の雨不足のため、湖面は基準年より2〜3mほど低く、例年なら水面下にあるはずの湖底の縁が大幅に露出している(j)。釣り人の姿がとても多かった(k)。遊歩道は雪がようやく消え始めた状態だった(l)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 昨年秋に出たらしいクチベニタケの残骸(m, n)が見られた。ブナ樹下に目をやるとシロヒナノチャワンタケの多数ついた殻斗が落ちていた(o)。落葉を少しどけると、さらに多数でてきた(p)。この日最大の目的はシャグマアミガサタケの発生確認だ。モミ林(q)があると周辺をていねいに見て回ったが、ひとつとして見つからなかった。中禅寺湖南面にあたる千手が浜側の遊歩道では今月後半から5月初めの頃に発生する。北面となる歌が浜からの遊歩道では5月に入らないと発生しないのかもしれない。
 阿世潟(r)まで2時間もかけて歩いたのは初めてのことだ。3.5Kmほどしかないので、帰路は35分で駐車場に戻っていた。昼頃からはすっかり曇って冷い風も吹き始め体が冷え切った。いろは坂を降りたあと、やしおの湯で温まってから帰宅した。


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