2019年8月14日(水) 霧降隠れ三滝ハイキング:続き(1) 野草
 霧降隠れ三滝コースではいろいろ思いがけない野生植物に出会った。まさかハクウンラン(Vexillabium nakaiana)に出会えるとは思っていなかった(a〜c)。この蘭に出会ったのはこれが二度目。リハビリ散歩ということで三脚とマクロレンズを持って行かなかったことがつくづく後悔された。改めて調べなおしてみると、APG体系ではこの属名がいつのまにかKuhlhasseltiaになっていることを知った。カミコン(亡妻)が生きていたらこの間の経緯を説明してくれたことだろう。
 トンボソウと思われるランは特に丁字の滝周辺に沢山みられた(c〜f)。なかには、トンボソウによく似た野生蘭と思われるものもいくつか見られた。
 ゲンノショウコはどこにでもある草だが、東日本では白色の花が西日本では紅紫色の花をつけるという。自宅周辺では大部分が白色の花だがたまに紅色の花を見る。マックラ滝に近い遊歩道では足元一面に白色の花が咲いていた(g〜l)。
 宇都宮市の長岡緑地で久しぶりにガンクビソウに出会ったが(雑記2019.8.12)、霧降の滝の観瀑台への遊歩道の途中に群生していた(j〜l)。この他にもいくつか興味深い野草にも出会ったが、ここでは特に印象的だった4種だけ取り上げた。
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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(g)
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(h)
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(i)
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(j)
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(k)
(k)
(l)
(l)
 そういえば、日光だいや川公園に出ていたヒスイガサだが(同2019.8.9同8.7)、昨日はすっかり消え去ってどこにも見当たらなかった。続いて発生してはいなかったことになる。第一陣の発生は既におしまいなのかもしれない。


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