2020年2月1日()  早くも座禅草が開花:龍王峡
 昨日の午前中龍王峡を歩いた(a, b)。とても強い北風が吹き、雪が舞って顔にあたって痛かった。観光客の姿はほとんどなかった。駅前駐車場から下に降りて虹見橋を渡って対岸に移り、遊歩道を進んでむささび橋から手前側に戻る楽な周回ルートを歩いたが、途中で出会ったのは一組の老夫婦だけだった。
 例年だと龍王峡のクロサンショウウオは3月に卵嚢に包まれた卵を産むのだが、早々と姿を見せていた(c)。雪のない湿地帯(d)では12〜15ほどザゼンソウが花をつけていた(e〜h)。この大きな仏炎苞をもつ花は例年だと3月初め頃に花を咲かせる(雑記2019.3.16)。ミズバショウも既に若葉を伸ばしていた(i, j)。鹿に葉先を食われたものも目立った。すでに昨年からミイラ化の始まったコウボウフデはまだ往時の姿をしっかり保っていた(k, l)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 とにかく寒い一日だった。早朝の散歩で城山に登ると、頂きからは富士山がくっきりと見え、浅草のスカイツリータワーも望遠できた。気温は例年より高かったが北風がとても強く寒さが身に応えた。夕方から早々と鍋物を作り清酒とウイスキーで体内を温めた。


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