菅沼口から日光白根山へ:40年ぶりのコース | |||||||||||||
昨日の午前中に群馬県側の菅沼口から日光白根山に登ってきた(a)。前夜なかなか寝付かれないのでam3:00前に起床した。雨音が賑やかだったが、天気予報を確認すると午前中は曇り時々晴、午後から俄雨とのことだった。 そこで急遽、朝の内に日光白根山に登ることにした。am4:10に自宅を出発、金精トンネルを抜け群馬県側に出て、am5:17に菅沼茶屋に到着した。駐車料金が1,000円もするので少し先の空地を見つけて車を停めた(b)。 しばらく緩やかな登りが続き(e)、やがて岩だらけのやや急な道になった(f)。すぐに雪が詰まった道になり(g)、一面の雪の急斜面が弥陀ガ池近くまで1.5Kmほど続いた(h)。この日は登山靴ではなくスニーカーで簡易アイゼンも持って行かなかった。 一瞬引き返すかどうか迷ったが、行けるところまで行ってみることにした。スニーカーでのキックステップは頼りなく何度もハラハラする局面に遭遇したが、何とか弥陀ガ池に到着してほっとした(i)。アイゼンがないとかなり危険な斜面だった。 |
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再び雪の斜面を座禅山との鞍部まで上がれば(j)、この先雪はほとんど消えて、あとは瓦礫と岩の急斜面が山頂まで1Kmほど続く。山頂(l)に着いたのはam8:00。ここには二等三角点がある(m)。曇っていて中禅寺湖(n)や男体山(o)は霞んでいた。 早い時刻だったからだろう。ここまで誰にも出会わなかった。山頂で朝食をとり40分間ほど過ごした。下山ルートは同じ道をとることにした。雪の急斜面ではスニーカーの踵でキックステップをしたり、グリセードで一気に滑り降りて切り抜けた。途中で一人の登山者に出会った。本格的なアイゼンを装着してピッケルも持っていた。 |
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再び駐車場所に戻ったのはam10:40だった。am11:0には出発していろは坂を降りたところで市営温泉やしおの湯で汗を流した。帰宅したのは12:20頃だった。 無雪期の日光白根山は、日光湯元温泉からのルート(標高差と悪路)と金精トンネル脇からのルート(長距離と起伏)の二つがややきついが、それ以外のルートは比較的楽で、男体山に登るよりもはるかに楽に山頂にたどり着ける。 菅平口から登ったのは40年ぶりのことだった。今回は雪の斜面に悩まされたが、雪が消えればこれほど気楽なコースはあまりないように思う |
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