2020年6月22日(月)  雨の庚申山ハイキング
 昨日早朝家を出て足尾地区の庚申山を歩いてきた(a)。am4:40に自宅を出るときは小雨だった。天気予報では終日曇りで時々にわか雨ということだった。そのうち止むだろうと思いひたすら国道122号線を銀山平に向かって車を走らせた。
 銀山平の駐車場に着いたのはam5:30だったが、雨は一向にやまない。10分間ほど車中でどうしようか考えあぐねていたが、この日を逃せばコウシンソウを見られるチャンスは今年はない。そこで出発することにした。
 車止め(b)の先から長い林道を歩いて(c)、一の鳥居からようやく登山道に入る(d)。途中いろいろな奇岩(e)を見ながら進むとやがて庚申山荘に着いた(f)。この少し前からすっかり本降りになっていたので、ビニール製の使い捨てレインコートを羽織って歩いていた。山荘には雨宿りをしている人たちが何組もいた。
 庚申山の登山道はこの山荘から山頂近くまでが核心部で、よくこの急峻な切り立った岸壁に道をつけたものだと改めて感心しながら歩いた。鉄梯子や鎖場が頻繁に表れ(g)、雨で足元がよく滑り山頂に続く針葉樹林の台地に出るとホッとした。山頂は全く展望がきかない(j)。山頂では一時的に雨が止んだがすぐにまた降りだした。
 再び銀山平に戻り帰宅の途についたのはam12:00頃。市営温泉のやしおの湯で汗を流してから家に帰り着いたのはpm1:30頃だった。自宅周辺では霧雨が降っていた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
 6月の庚申山に登ってコウシンソウに会えないのは、悔しいというより悲しい。幸い今回はしっかりコウシンソウに会うことができた(k〜o)。ただ、雨の中、垂直に近い岸壁に咲いているので撮影には苦労した。足場が悪く、三脚は立てられないので、腕で岩に押し当てて固定しつつピントを合わせたが、この姿勢は結構しんどかった。
 ほぼ50年ぶりの庚申山だった。残念ながら雨で全体が煙ったような空なので、終始展望は全く得られなかった。コウシンソウに出会えたが最大の収穫だった。


日( )
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