大型犬にもろに咬まれた:無責任な飼い主 | ||||||
昨日朝の散歩の帰り道、JRの駅の近くまで来たときに、大型犬を散歩させている年寄りが先方からやってきた。すれ違いざまに「おはようございます」と挨拶したところ、次の瞬間その大型犬がとびかかってきて、右手の肘に思い切り咬みついた。あまりにも不意のことでよける間もなかった。振りほどこうとするが犬は吠えながらさらに深く咬むばかりだった。上着のダウンの袖が大きく破れ一部引きちぎれた。 飼い主は一向に犬を諫めようとはしないので、犬はますますいきり立って咬みついた。思い切り犬の腹をけり上げると、ようやく一瞬犬がひるんだ。そのすきになんとか腕を振り払うことができた。咬まれた部分は肉が抉れ一部骨が見えていた(a)。 「あぁあ〜、こんなに破れちまった。なんで犬を止めないんだ?」というと、「弁償すりゃいいんだろう」というばかりで、謝罪と気遣いの言葉はひとこともなく、ただ犬と破れたダウンに目をやるだけで、咬まれた傷については一切言及しなかった。 弁償するとは言っても住所・氏名は決して名乗らない。狂犬病や破傷風などの恐れもある。いつまでも放置するのは危険だ。またこれ以上不愉快な思いをするのがバカバカしくなって、それ以上追及するのはやめて急いで家路に就いた。 帰宅してすぐに止血してアルコール消毒し(b)、絆創膏とクロロマイセチン軟膏(c)、医療用カットガーゼ(d)で患部を保護した(e)。 |
||||||
|
||||||
今朝になってしまったと思った。強引な手段を使ってでも飼い主の住所・氏名を確認すべきだった。狂犬病の潜伏期間は約1〜3ヶ月。犬が狂犬病の予防接種を受けていなかった場合、感染を防ぐ唯一の対処法は狂犬病のワクチンを摂取することだという。 しかし医療機関ではコロナコロナで処置にかかるまでに長い時間がかかる。さらに狂犬病のワクチンを人間が接種する場合、自費で約14,000円もかかる。万一発症してしまった場合は諦めるしかない。犬が狂犬病の予防接種を受けていることを祈るだけだ。 咬傷が癒えるまで市営温泉に入れない。寒い時期に向かってこれはかなり辛い。自転車で出かける予定だったが、指などに力を入れると痛みが強くなるので中止した。 |
||||||
HOME |