2021年9月25日()  登り口を見つけられなかった:鹿沼市の石尊山
 ふだん早朝散歩で城山に登ると、途中の尾根筋から西方に右側から鶏鳴山(a)、次いで笹目倉山(a, b)、その左側に鍋底のような山頂をもつ石尊山が見える(b, c)。鶏鳴山や笹目蔵山は何度か登っているが、石尊山には一度も登ったことがない。
 ネット上で調べてみると、今年の4月に石尊山の南側の薬定寺の裏から登ったという記録があった。そこで朝ママチャリを10Kmほど漕いで薬定寺まで行った(c)。寺のすぐ左側は鉄柵とネットでふさがれて登山道らしき道はない。右側には狭いが舗装された道があり(d)、その先は墓場になっていた(e)。墓場の先は傾斜の緩い杉林だが(f)、道はなくここも鉄柵とネットで閉ざされている。いずれも鉄柵に開閉部はなかった。
 周辺をいろいろ探し回ったが、どこにも登山道らしき痕跡を見つけることができなかった。寺のすぐ下に民家があるので、訪ねたが留守だった。結局登山口がどうなっているのかわからなかった。国土地理院の1/2.5万地図には登山道は記されていないが、たいていの場合、こういった地元の低山には必ず山頂に至る小径があるものだ。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 せっかく10Kmほど漕いできたので、この近辺の別の山に登ろうかどうか一瞬迷ったが、今回は諦めてすごすごと自宅に戻った。他にも山頂に至る道があるはずだ。遠からず別のルートも探って山頂を目指すことにした。
 なお石尊山という山は日光市に隣接する塩谷町にもあり、標高481mで自宅から登山口までは20Kmほどある。ママチャリで行くのはいささか躊躇される。


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