長い林道歩きとウンザリする藪こき | |||||||||||||
昨日清滝神社(b)脇の駐車場に車を駐め(c)、男体山の東南東側の中腹に聳える丹勢山に表男体林道から登り、沼の平に向かって下山し再び表男体林道を戻った(a)。 一般車通行止表示のある(d)単調な林道を延々と進むと(e, f)、裏見の滝と沼の平の分岐標識が現れ(g)、すぐに一般車通行止表示の標識のあるゲートが現れる(h)。ゲート脇を通って進むと(i)、再び男体山と書かれた標識がある(j)。さらに進むと突然林道が広くなり、眼前に男体山が聳えていた(k)。丹勢山への登り口には何の標識もなく、わずかに赤色テープで示されていた(l)。注意深く歩いていないと見落としそうだ。 |
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丹勢山の頂では展望は望めないが(m)、途中の岩場から女峰山(n)や大真名子山(o)を望むことができる。林道を1,400m付近まで進んでみたが、さらなる展望は望めないので引き返し、沼の平に降りる小径を選んだ(p)。これがそもそも嘘テープだった。 すぐに径は消えて赤色テープの表示もなくなった。その先は笹薮が続くばかりで(q)、途中から樹木も生えた急斜面になった(r)。地図には小径として描かれているが全く道はない。スマホアプリのGeographicaが唯一の頼りで、方向を修正しながら1時間ほど延々と藪漕ぎを強いられた。随所に気まぐれに赤テープの標識があった。 |
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何度も地図上のルートを外しながら、急斜面の藪を上がったり下りたりトラバースして何とか緩やかな藪に出た。そこには電線が現れ、これを頼りに進んで送電所にたどり着いた(s)。ここへは林道が通じているが一般車進入禁止となっている(t)。 この先は往路をひたすら清滝方面を目指して歩いた。ジグザグ道は何度もバイパスしながら下った(a)。途中の杉林にコガネタケの大群が出ていた(u, v)。国道近くまで下ると、前方に鳴虫山からの稜線が錦の絨毯をなして見えた(w)。清滝神社近くの青龍寺の紅葉がみごとだった(x)。駐車場に戻ると車が数台増えていた。 丹勢山に登る人は稀で、ましてや沼の平を歩く人はさらに稀なため、国土地理院の1/2.5万地図には小径があるように描かれているが、長いこと手入れもほとんどされず、踏み跡も消えて、いまや廃道の跡すらない。ここを歩く場合はかなり高度なルートファインディング能力が必要とされる。迂闊に沼の平に足を踏み込むと遭難間違いなしだ。 am6:40自宅 → am7:10-7:25清滝駐車場 → am7:45林道入口 → am8:50沼の平・裏見の滝分岐 → am9:10男体山・裏見の滝分岐 → am10:30丹勢山 → am12:50電波塔 → pm2:00清滝駐車場 → pm2:40帰宅 |
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