黄色いスミレに逢いたくて:太郎山 | |||||||||||||||||||
山王帽子山経由で太郎山に登った(a)。主たる目的は山を歩くことよりも黄色のスミレだった。平地で見られるスミレは大部分が白色から紫色の花をつける。黄色系の花のスミレは寒冷地や高山帯にいかないとみられない。それもあってできるだけ歩きをサボるため、山王峠近くの駐車スペースに車を駐めた(b)。自車以外の車はなかった。 自宅近くのコンビニで昼食を買って出発したのはam6:15頃だった。気温は既に27℃あった。am7:25頃山王峠近くに車を停めた。気温は19℃だった。太郎山に登るには山王帽子山を経由する。ここからの登山道は胸の高さくらいまでの笹薮から始まる(c)。これが夜露や朝露でいつも濡れている。昨日も衣類と靴がびしょ濡れになった。 山王帽子山の山頂(d)近くから高山植物が現れ始めた。小太郎(e)の周辺では黄色いスミレの群生も現れ始めた。ここから太郎山へは厳しい稜線を通過し(f)、枯木群の中を進む(g)。太郎山(h, i)への稜線でも多くの高山植物を見ることができた。 |
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この界隈で見られる黄色いスミレは、ほとんどがキバナノコマノツメだ(j〜m)。唇弁が極端に長く、上弁と側弁が反り返る。葉に光沢はなく丸みを帯びている。他にもいろいろな高山植物に出会えたが、ここではイワカガミ(n, o)、ミツバオウレン(p)、マイヅルソウ(q)、ハクサンチドリ(r)だけを取り上げた。 山を下りて車に戻ったのはpm1:20頃だった。数年ぶりに山王林道を川俣温泉に向けて走り、一休上人の湯で汗を流してから帰宅した。 |
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