2022年9月6日(火)  久しぶりのアシナガイグチ:篠井連峰 飯盛山
 昨日午前中、宇都宮アルプスとも言われる篠井連峰を歩いた(a)。上向きかけていたと思っていた体調回復は幻想だった。歩き始めからまるで敗残兵の歩み。
 am9:00過ぎに自宅を出て9:30頃にはこどもの森公園の駐車場に着いた(b)。歩行は普段の倍以上の時間がかかったが、なんとか榛名山(c)、男山(d)、本山(e)とつないだ。この先には初心者には危険と思われる岩場や(f)、ガラ場の急斜面がある。
 歩くのが辛くて飯盛山は止めようと思ったが、思い直して登った(g)。予想外に時間がかかった。山頂で昼食にした。朝蒸かしたサツマイモだ。
 食後に急なガラ場を下山し始めたとき、コナラ林の急斜面にアシナガイグチを見つけた(h, i)。栃木県で出会ったのは初めてだ。いわき市で2016年8月に出会って以来のことだ(雑記2016.8.19)。他にもないか周辺を探したが、見つけたのはこの1本だけだった。
 久しぶりに胞子(j, k)や担子器(l)などを撮影した。胞子表面の刻文が特徴的だ。アシナガイグチに出会えたことで、無理をしてでも飯盛山に登ってよかったと感じた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 皮膚科に行ってみた。数年前から足裏内部にプチプチを挟んだような症状に悩まされてきた。片足立ちが不安定で難儀してきた。医者の話では、指定難病162の後天性表皮水疱症の疑いもあるという。そうだとすれば、今のところ治療法はないそうだ。大学病院を紹介するというが断った。体の現状とうまく付き合っていくしかない。


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