初級者と年寄りには危険な山:芝草山 | |||||||||||||||||||
昨日日光市の北部、三依地区に聳える芝草山に登った(a, b)。am6:50に自宅を出て野岩鉄道の中三依温泉駅にam7:55頃着いた(c)。ホームに上って(d)、北西の方を見ると綺麗な三角錐型をした芝草山を仰ぐことができた(e)。 登山口にはam8:05頃に車を停めた(f)。案内標識の手前にある登山カードBOXは小型冷蔵庫だ(g)。登山届を書こうと、冷蔵庫を開けてみると、グシャグシャになってほとんど判読不明な古い登山届が散乱していた(h)。届けを出すのはやめた。 東電塩原線33号鉄塔までは、広葉樹のジグザグ斜面を歩く(i)。足元は赤や黄の葉が堆積している(j)。33号鉄塔(k)の少し先に案内標識がある(l)。この先は痩せ尾根の急斜面が大岩(m)まで続く。この先、大岩の裏側に登るのだが、これがかなりの難物だ。 猛烈な岩の間の急斜面には20mmザイルが張られている。最初は40度ほどの斜面だが(n)、その先は60度ほどの斜面となる(o)。わずかな樹の根を足場に腕力で上がるが、上部には木の根が殆どない。この場所が芝草山最大の難所だ。腕力のない子供や年寄には登れそうにない。途中で腕力が尽きれば谷底まで転落していくことは間違いない。 この先は落ち葉の堆積した急斜面を登り、山頂近くになると緩やかになる。稜線にはミズナラやブナの大木がある(p)。山頂は樹木に囲まれてほとんど展望は得られない(q)。ここで昼食を取った(r)。急斜面の下山は非常に緊張した。落ち葉のすべり台がいたるところにあり、数回ほど危うい思いをした。 |
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下山時にはやはり大岩の下りでかなり緊張した。急斜面の足元は滑る落ち葉に覆われて、もっぱらザイルにしがみついて降りることになったが、アイゼンが欲しいと思った。久々に腕がパンパンに張った。 帰路の途中、五十里湖を見ると水量がえらく少ない。この2週間ほどほとんど降雨がないためだろうか。ダムから見ても湖面の水位はかなり下がっていた。 |
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