早くもこんな花やキノコが:城山&龍王峡 | |||||||||||||
昨日午前中は恒例の太極拳練習日。その前の早朝に城山コースを散歩した。朝から気温が異常に高くて、城山からは遠くの山が霞んで見えた。例年よりずっと早くにナガミヒナゲシ(a, b)、ユキザサ(c, d)、イカリソウ(e)、クサノオウ(f)が花をつけていた。 太極拳練習のあと龍王峡に行ってみた。すっかり新緑に覆われた渓谷は、例年の5月半ばのような景観を見せていた。クリンソウの大部分はまだ背丈が低く葉だけなのだが、すでに花を咲かせている株があった(g)。よく見れば、葉だけに見える株の多くが中央に花芽をつけていた(h)。また今シーズン初めてヤマビルにやられた。 龍王峡では珍しいラン科植物を見つけた。ユウシュンラン Cephalanthera subaphylla だ(i, j)。背丈は12cmほど。和名は「祐舜蘭」の意で、植物学者の工藤祐舜の名に因むという。環境省の絶滅危惧U類に指定されている希少種だ。龍王峡では初めて見た。 |
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カンムリタケは相変わらずよく出ているが、この日はコケの中から典型的なフユノコガサ Galerina heterocystis が出ていた(k)。縁シスチジアが特徴的な姿をしている(l)。 | |||||||||||||
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