青梅の甘露煮風:炊飯器と圧力釜で | |||||||
今年はすでに梅酒を4L瓶に3本、梅干しを2L瓶に2本作ったが、まだ手元には3Kgほどの梅の実があった。どんな調理をしようかと考えていた。最近はパンといえば、生米パンも小麦粉のパンもすべて自家製品だけだ。そして食べるときは何もつけずただトースターで焼くだけだ。だからジャムを作ってもしょうがない。 そこで嗜好品として甘露煮風の梅を作ることにした。数日前まずはお手軽に炊飯器で作ってみた(a〜c)。途中で破裂しないように、梅には爪楊枝で穴をあけておいた。35分ほどで出来上がったが、なんとなく透明感と甘味が足りない。 そこで一昨日圧力釜を使ってみた。高圧に設定して7〜8分間ほど中火にかけた。ベースにした汁と調味料は炊飯器を使ったときと同じだが、こちらの方が炊飯器で作ったものよりも、中まで甘味がよくしみ込んでいた(d, e)。いずれにせよ、梅の酸味もたっぷり残り、全体がほんのりと甘い上品な和菓子のようだ。 冷蔵庫には生梅がまだ1Kg残っていた。そこで昨日改めてもっと透明感の強い甘露煮を作ろうと思って、圧力釜を利用した。タイマーを7分に設定した。釜が蒸気を吹き出し始めた頃に来客があった。来客との応対を終えて再び釜のところに戻ると、周辺が汁まみれになっていた。15分が経過していた。急いで火を消したが・・・ 冷めるのを待って圧力釜の蓋を開けてみると、梅の形はほとんど崩れたドロドロの状態になっていた。やむなくそれをタッパウエアに移し(f)、昆布茶とともに2つほど昼食後のおやつにした。見た目は悪いが味は悪くなかった。 |
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