2023年12月6日(水)  たかが親指、しかし親指
 右手の親指にほとんど力が入らず思い通りに動かせない。この状態なって既に一ヶ月になる。指の付け根に腫れはないし、何もしなければ痛みもない。しかし物を掴もうとしたり、指先に力を入れると、激しい痛みを覚えて慌てて手を引っ込める。
 右手で箸をつかうのに難儀する。右手でコップを掴むのに難儀する。靴紐を結ぶのに難儀する。シャツのボタンを留めるのに難儀する。干柿作りでは皮を剥くのにとても難儀した。コーヒー豆はこれまで手動ミルを使っていたがこれも結構厳しい。最近では電動ミルもよく使うようになった。
 ただでさえ寒い季節にはレイノー症状のため指先を意図したようには動かせない。その上に親指がうまく使えないのはとてももどかしい。たかが親指一本に多少の傷害、しかしそのたった一本の親指のため日常生活では多くの障害が生じている。

 右手親指に限らず手足にはいろいろな困った症状が現れて年々ひどくなっている。爪は特にひどい。まるで爪水虫(爪白癬)の症状と酷似している。皮膚科の検査では白癬菌は検出されなかった。持病の全身性強皮症による症状のひとつらしい。



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