2024年6月9日()  今年もコウシンソウに逢えた:庚申山
 コウシンソウに会いたくて庚申山に登った(a)。従来からの大型自生地は岩盤崩落のため近づけなくなった(b, e, k)。また庚申山荘も今年は利用できない(e)。早朝6:10頃銀山平の少し先に車を駐めた(c)。銀山平の登山者用駐車場はどこも既に満車だった。好天の土曜日、さらに前日のNHKの放映の影響が大きい。
 am6:20頃歩き出した。4Kmほど単調な林道を進むと一の鳥居(d)に着く、ここが実質的な登山口だ。警告の表示が出ていた。岩盤崩落のためお山巡りコースが閉鎖、さらに庚申山荘が閉館という(e)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 一の鳥居から庚申山荘までは緩やかな登りで、途中に夫婦蛙岩(f)などがある。庚申山荘(g)の先から、いよいよ岩場の登りが始まる。湿った岸壁にはコウシンコザクラが多数咲いている(h)。登山道にはいくつもの独特の階段もある(i)。
 一般コースとお山めぐりコースの合流点(j)には立入禁止の表示がされていた(k)。従来からのコウシンソウ自生地周辺には近づけない(b)。しかし一般コースの山頂台地直下の垂壁にも小規模な自生地がある(b)。ここでコウシンソウをたっぷり堪能した(l〜o)。
 
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 庚申山の頂は展望が得られないが(p)、50m程先は大きく開けている。そこからは皇海山を身近に仰ぐことができる(q)。ここに着いたのはam10:10頃、数組の登山者が憩うていた。往路を戻って車に戻ると昼の12:50頃だった。
 朝出発した登山者の大部分はまだ戻ってきていなかった。今年は体力的にもう庚申山には登れないだろうと思っていたが(雑記2023.6.7)、なんとか登ることができた。予想に反して、意外とゆとりがあった。市営温泉やしおの湯で疲れをほぐして帰宅した。


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