2024年7月27日(土) |
コマクサ 一週間遅かった:前白根山 |
昨日奥日光湯元温泉から前白根山に登った(a)。朝6:40頃湯元の大駐車場に車を駐めた。気温は19℃だった(b)。中曽根コースから国境平への急斜面を登った(c, d)。とても急なので木の根や岩にしがみついて登る。上部では深い笹薮となる(e)。前日の雨のため足元はぬかり、国境平(f)に着く頃には衣類はグッショリ濡れていた。
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五色山に向かう尾根からは素晴らしい展望が開けている(g)。五色山(h)からは日光白根山(i)の雄姿が正面に展開する(i)。前白根山の西面には瓦礫帯が広がっている(j)。この瓦礫帯にはコマクサが一面に咲き誇る(k〜m)。今年の花の最盛期は7月15日頃だったと思われる。昨日は残念ながら萎みかけた花が多かった。
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(g) |
(h) |
(i) |
(j) |
(k) |
(l) |
(m) |
(n) |
(o) |
(p) |
(q) |
(r) |
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前白根山の頂きからは日光白根山の姿が正面に見える(n)。この時の気温は20℃を割っていたが、湿度が80%ほどあり、暑くも寒くもなかった(o)。白根隠山への緩やかな稜線もよく分かる(p)。山頂で北海道から来たという50歳台の男性と、30分間ほどコマクサを巡るよもやま話をして過ごした。
下山路は白根沢コースを選んだ。天狗平を経て(q)、外山手前から急斜面を降りる。沢に沿った旧道は完全に廃道になっているので、新道を降りた。しかしこの新道も崩壊が激しく(r)、下山路に選ぶのは賢明ではない。木の根や岩を頼りに慎重に下った。
白根登山道と書かれた石碑(s)を過ぎると湯元スキー場領域となる(t)。ここからは湯ノ湖と男体山が見事な景観を呈している(u)。スキー場ではヤナギランが群生していた(v)。湯元のベンチで昼食をとり(w)、車に戻った。気温は30℃まで上がっていた(x)。
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前白根山や日光白根山でのコマクサの最盛期は7月5〜20日の頃だ。そのころに前白根山に登りたかったが、天候不安定と体調不良のため叶わなかった。それでもまだ新鮮な株が多数あり、たっぷり楽しむことができた。
正午頃にはスキー場近くまで下山していたため、山では雷雨には出会わずに済んだ。市営温泉やしおの湯で汗を流してから帰宅した。夕方になると雷雨になった。
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