2024年8月17日()  山歩きと水分のこと (1)
 ふだん家ではたっぷり水分をとっている。早朝の緑茶2杯、朝食時の牛乳、昼食・夕食の汁物、毎食後のコーヒー、そしてam10:00とpm3:00のコーヒー。読書中やDVD鑑賞時の番茶や緑茶、就寝前のお湯割り焼酎。この他にしばしばココアを作る。
 ただでさえ前立腺肥大気味で頻繁に尿意を催す。その上に人並外れて多くの水分をとっているためか、顕著な頻尿となっている。

 一方山歩きなどの場では原則として水分をとらない。独り身になった2018年以降、30数年ぶりに再び山を歩くようになったが、その日から今日まで山で水分をとったことはない。これは危険な行為とされ、山歩きの常識には真っ向から反する。
 荷物の軽量化にとって最大の敵は水だ。当初の2年間ほどは、万一用に350mLのペットボトルをリュックの底に必ず忍ばせていた。しかし一度もキャップを開けることはなかった。そこで最近2年間は茶や水は最初から持たない。
 夏季に7〜8時間ほど歩き続けるとかなり喉が渇く。体が水分を欲している証だ。でも体の期待に応えてやることはしない。しかし行動に支障をきたしたことはない。

 山を降りたときに、しばしば市営温泉で汗を流し疲れを癒やす。その場合、入浴を終え着替えを済ませた後に、熱いお茶をコップ一杯飲む。この時のお茶は安物であってもとても美味い。体が猛烈に水分を欲していたのだろう。



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