稀菌に4種も出会った:鶏岳 | |||||||||||||||||||
昨日午前中に鶏岳を散策し、その後鬼怒川温泉裏山、日光だいや川公園に立ち寄った。鶏岳の鳥居前登山口(a)から登ろうとしたが、最初の渡渉点で水量が多く渡れなかった。そこで林道登山口を目指した。ところが、林道に入った途端に通行止め表示(b)。 「通行は勝手だが責任はとれないぞ」との意思を感じる表示なので、かまわず林道に入り、登山口の脇に車を駐めた(c, d)。歩きだすとすぐに、ソライロタケが何本もでていた(e, f)。更に先に進むとコウボウフデの幼菌(g〜i)が出始めていた。 やや急な斜面ではコンイロイッポンシメジが出ていた(j, k)。ロープの張られた急な岩場を過ぎると山頂台地に着く。ここではナスコンイッポンシメジが多数でていた(l〜n)。山頂(o)からは足元の集落の展望しか得られなかった(p)。 稀なキノコに4種類(ソライロタケ、コウボウフデ、コンイロイッポンシメジ、ナスコンイッポンシメジ)も出会えたことに感動した。この日最も多かったのはシロオニタケ(q)、タマゴタケ(r)、コテングタケモドキ、ニガイグチモドキ、アカイボカサタケ、シロイボカサタケだった。他にオオミノクロアワタケ、アカヤマドリなど、種類、量ともに多くのきのこが見られた。 雨後の鶏岳はヤマビルの巣のような場所になる。そのため長靴を履いて、腕や首、顔には虫よけスプレーを散布した。それにもかかわらず、数十匹のヤマビルが食らいついてきた。やられたのは腕と首と頭。6匹ほどには血を与えてしまった。 |
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天気予報では昼から雨、不安定な天気で雷注意報もでていた。このため、ウエストバッグに傘を忍ばせて歩いたが、結局昼前までは雨には降られずに済んだ。しかし夕方4:00頃からは激しい雨になった。トタン屋根に叩きつける雨音で音楽が聞こえなくなった。 鬼怒川温泉裏山では例年ニンギョウタケとアオロウジが見られたが、この日はシロオニタケとアカイボカサタケくらいしか出ていなかった。日光だいや川公園ではきのこの発生はあまり芳しく無く、クロカワやチダケは全く見られなかった。 |
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