最強寒波の中の鳴虫山で | |||||||||||||
昨日鳴虫山に登った(a)。朝自宅出発時の気温は−7℃だった(b)。憾満ヶ淵の駐車場に車を駐めた(c)。神橋、旧日光市役所などを通り、御幸町側の登山口で頼りなさそうな簡易アイゼンを装着した(d, e)。昨年990円で購入して2回使用したものだ。 神ノ主山までは風は比較的弱く雪も少なかった(f)。しかしその先で様相が急変した。雪はにわかに深くなり、頻繁に吹雪となった。鳴虫山に続く尾根道では靴がすっぽり雪に潜った(g, h)。顔に叩きつける雪がとても痛かった。 鳴虫山の頂(i, j)からは霧降高原方面がなんとか見えた(k)。この先もずっと雪は降り続いた。このとき簡易アイゼンのゴムが切れた。万一用に持ったはずの本格的アイゼンに変えようとリュックを開けたがない! 車に残して出発したらしい。そこで簡易アイゼンの爪の部分を靴にくくりつけて歩いた。実質的には片足アイゼンの状態になった。 |
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破損した簡易アイゼン側の足がとてもよく滑って、急斜面では非常に危険な状態だった。なんとか合峰(m)、独標(n)を越えるとロープを張られた最後の急斜面だ(o)。ここを過ぎるとホッとした。憾満ヶ淵の化け地蔵の周辺はよく凍りついていた(p)。 東屋で昼食をとった(q)。簡易アイゼンを外してみると、片方は細いゴム部分が切れていた。もう片方は中ほどのゴムが千切れていた(r)。安物の簡易アイゼンを厳冬期の山登りで使うことは非常に危険だということを痛感した。 |
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