グズグズの深雪に苦戦:赤薙山 | |||||||||||||
昨日赤薙山に登った(a)。am7:25キスゲ平の駐車場に着いた(b)。往復とも長い階段を歩きたくないので、往路は丸山経由にすることにした(c)。歩き出すとすぐに雪が現れ(d)、たちまち一面の雪になった。チェーンスパイクを着けて歩いていたところ、ゴムが切れた。応急処置をとって(f)しばらく進んだ。しかし別の個所のゴムも切れた。 こうなるともう先に進めない。丸山は八平ヶ原の先から深雪の急斜面となる。幸いまだスパイクなしでもなんとか歩けた。そこで丸山経由は諦めて一旦車に戻った。 |
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車に積んであった予備のスパイクチェーンを持って、長い木製階段をあがった(g)。展望台から先は雪道で(h)、上にあがるほど雪は深くなった(i〜k)。ずっと靴は雪に潜った。場所によっては腰まで潜った。山頂近くでこのスパイクチェーンも破損した。 赤薙山の頂に着くと、鳥居の上の方まで雪に覆われていた(l)。予想以上に深い雪だった。曇っていたが女峰山(m)や男体山(n)ははっきり仰げた。 グズグズ雪の急斜面の下りはとても気を使った。チェーンスパイクはもはや用をなさないのでツボ足で下るしかなかった。靴のかかとを思い切り雪にたたきつけてキックステップで下った。何度も滑落しそうになった。ピッケルを持っていなかったので、非常に緊張した。緩い斜面に達するとほっとした(o)。 小丸山のベンチで昼飯をとった(p)。この日は気温が高く、グズグズ雪の斜面での緊張も加わって汗びっしょりになった。展望台には観光客が次々に訪れていた(q)。長い階段を下って、正午頃に車に戻った(r)。市営温泉やしおの湯で全身着替えて帰宅した。 |
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この日は最初のチェーンスパイクが破損し、次いで車に搭載していた予備のチェーンスパイクも破損した。よりによって山頂近くからアイゼンなしのツボ足で下山するしかなく、危険極まりない状態だった。ピッケルを持っていれば、と何度も感じた。 | |||||||||||||
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