2025年6月16日(月)  葛老山ヤマビルハイキング
 昨日野岩鉄道湯西川温泉駅の背後に聳える葛老山を歩いた(a)。朝は雨だった。天気予報では午前中は雨。今日も外での活動は駄目かと思っていたが、am9:00頃に雨が上がり一部に青空も見えてきた。そこで急遽am9:30過ぎに自宅を出て、会津西街道を北上した。握飯を作る時間はなかった。さらに行く先は決めていなかった。
 鬼怒川遊歩道を歩こうか、塩沢山に登ろうか、鶏頂山に登ろうか、走りながら思案した。塩沢山や鶏頂山では忙しい。そこで葛老山に決めて、川治の坂文で昼食用にコロッケを買い、湯西川道の駅に車を駐めた。既に観光客の車でいっぱいだった(b)。
 南平山をはじめ、この地域の山は梅雨時に登るもんじゃない。登山道はヤマビルの住処だ。無数の吸血鬼が哺乳類を待ち構えている。ヤマビルファイターを足元にタップリ散布して歩き出した(c〜e)。フタリシズカ以外の野草はほとんどない(f)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 歩き始めるとすぐに手元がヌルっとした。ヤマビルだった(g)。立ち止まると忽ち十数匹のヤマビルが近寄ってくる。ヤマビルファイターに耐性を持ったヤマビルが増えたとみえて、このうち何匹かが靴やらズボンに上がってくる。
 立ち止まらず歩いているにもかかわらず、次々にヒルが足に上がってきた(h)。50歩に一度くらいづつ、ヒルをむしり取りながら進んだ。山頂近くで久しぶりにマムシ君に出会った(i)。マムシ酒を作ろうと捕獲したが、収める布袋がなかったので解放した。
 
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 山頂(j)の東屋で昼食としてコロッケをかじり(k)、再び吸血鬼群と闘いながら下山した。登り1時間20分、下り40分、およそ2時間のヤマビル合戦だった。血を吸われた箇所は足、腕、首など計5〜6ヶ所だった。市営温泉で汗を流して帰宅の途に着いた。


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