2025年9月22日(月)  猛烈な藪漕ぎ:かまど倉
 昨日鹿沼市の板荷駅の南西方に聳えるかまど倉に登った(a)。県道から別れ細い道に入るとすぐに柵が現れた(b, c)。柵を開けて少し進むと墓場が現れる。am8:40頃ここに車を駐めた(d)。靴を履き替えヤマビルファイターをしっかり噴霧して9:00頃歩き出した。
 これまで何日も激しい雨が降り続いていたので、林道は水浸し(e)。やがて標識にしたがって(f)、沢沿いの荒れた道にはいった(g)。道は濡れた草に腰まで覆われていた(h)。靴もズボンもすっかり濡れた。途中何度か胸の高さまでの藪漕ぎがあり、滑りやすい急斜面の裸地にでた(i)。ここから稜線までは標高差で20mほど。
 しかし背丈を越える草や灌木に覆われた藪になっていた(j)。ここを抜けるのに40分ほどかかった。鉄塔のある稜線に出たときはホッとした(k)。やがて滑りやすい小砂利混じりの道に落葉が堆積した急斜面を上がると(l)、かまど倉の山頂に着いた(m)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 かまど倉の大洞へはここから急斜面を思い切り下り、再び滑りやすい急斜面をロープにしがみついて登る(n)。濡れて苔むした岩はよく滑った。大洞へは足場のない急な岩場をロープを頼りに登る。大洞の奥からは正面に二股山が見える(o〜r)。
 再び下って急斜面を上りかまど倉の頂に(s)。尾根筋からは筑波山(t)や古賀志連山を仰げる(u)。山頂から少し降りた展望の開けた場所で昼食にした(v)。
 
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
(s)
(s)
(t)
(t)
(u)
(u)
(v)
(v)
(w)
(w)
(x)
(x)
 当初の目論見では川化山に登り、そこから下るつもりだった。しかし、背丈を遥かに越える藪、しかも道はトゲの生えた灌木や草にすっかり覆われ完全に消失している。この藪に恐れをなして同じ道を下ることにした。藪を抜けるのにかなり手こずった。薄手の長袖上着を着てはいたが、トゲにやられて腕や手は傷だらけになった。
 藪を抜け、猛烈な急斜面(w)を下るとようやく草に覆われた登山道にでた。腰から下はびしょ濡れになった。pm1:00頃に車に戻った(x)。
 最近ほとんど人が入っていなかったらしく、道は途中で数か所激しい藪となり、雨後の登山道はとてもよく滑った。ヤマビルファイターにもめげず、両足には5〜6匹のヒルに食らいつかれた。市営温泉かたくりの湯で汗を流してから帰宅した。


日( )
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