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2017年5月6日() 日光で最初のシメジモドキ(ハルシメジ)
 民宿しんこう苑の庭はとても広くサクラとカキの樹が多い。若主人は東京農大の出身でわが家とは不思議な因縁がある。梅の樹下にシメジモドキがでていた。このところの雨不足を反映してか全体に乾燥気味で、カサや柄の表面はひび割れている。
 わかりきった当たり前のキノコを観察する人は少ない。他に見るようなキノコもないので、気楽にヒダ切片を切り出してみた(e)。スライドグラスに置く段階でしくじってヒダ先端が捻じれてしまった(f)。別にどこかに発表するとか学術論文ではないので大勢に影響はない。
 イッポンシメジ属は顕微鏡で覗いても面白味がない。というのも特徴的なシスチジアがあるわけでもないし、胞子は決まって角ばっているだけなので(l)、わざわざ顕微鏡を使ってまで観察するのはよほどの物好きだけということになる。その物好きをやってみた。
 子実体各部の菌糸の大部分にはクランプはみられないが(j)、一部の菌糸には明瞭なクランプがある(k)。よく考えてみれば、日光に転居して以降初めて出会ったハルシメジだ。
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
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(k)
(k)
(l)
(l)