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2019年7月10日(水) 高血圧の主因はカフェイン過剰摂取だった!
 先日のたわごと(2019.7.8)で最近の高血圧の原因をアルコールに求めたがどうにも腑に落ちない。どうも違うんじゃないかと思って改めて冷静に思い返してみた。
 というのは、昨年6〜10月の方が最近の飲酒量よりはるかに多かった。昨年もカミコン(亡妻)の月命日26日にはほぼ毎回大量に飲んでいた。特に今年の5月26日だけが突出しているわけではなかった。飲酒量が問題ならば、今年の1月頃にはすでに高血圧になっているはずだ。また日々の食事量も昨年8月頃から今現在まであまり変化はない。さらに日々の運動量に関しても昨年8月以降も今もほとんど変わりない。

 となると、原因は別のところにあるはずだ。そこでいろいろ思い返してみると、ひとつ思い当たることがあった。それはカフェインの摂取量だ。適量のカフェインは血圧にはほとんど影響がないばかりか、長期的に見ると血圧を下げる効果すらあるという。しかし、過剰摂取は高血圧などを招くとされる。今年の3月頃からコーヒーの飲み方が大きく変わったことに気づいた。
 それまでは自宅でエスプレッソを飲むのは月に1〜2回程度で、しかも40ml用の小さなカップで1日にせいぜい2〜3杯程度だった。それ以外はドリップコーヒーを150mlカップで毎日2〜3杯程度だった。これはカフェイン量で200〜300mg/1日 程度になる。
 それが今年の3月頃からはふだんの飲み方がドリップ式ではなく、エスプレッソにして飲むようになり、これを小カップ(40ml)で一日3杯程度飲むようになった。これはカフェイン量にすれば200〜240ml/1日 で昨年までとほぼ同じだ。

 問題は5月中頃から飲み方が大きく変わったことにありそうだ。というのは、エスプレッソのカップ一杯はあまりにも少なくて物足りないものだから、ドリップ方式のカップ(150ml)で飲むようになった。エスプレッソ抽出器もそれまでの1人前用から4人前用に替え、小カップは処分した。当然使う豆の量も4倍となった。そこで結果としてカップ(150ml)1杯のカフェイン量が1回に200mlを超えることになった。
 さらに6月に入ってからはこの4人前用の150mlカップのエスプレッソを毎食後に飲むようになった。つまり毎日600ml以上のカフェインを摂り続けてきたことになる。同量の豆をエスプレッソにすると、ドリップ式にした場合の約4倍のカフェインが抽出される。だからエスプレッソのカップは40〜50mlと小さくなっているわけだ。

 毎日600ml以上のカフェインを摂取すればどうなるか。それを身をもって示したことになる。血圧を押し上げていた主因はアルコールでも飲食量でもなくカフェイン過剰摂取にあった。そこで日々のコーヒーはエスプレッソではなくドリップ式に戻すことにした。それも1日に2杯までにする。体重と同じで、一度高くなってしまった血圧を下げるのは容易ではないそうだ。しかし、多量のカフェインを摂り続けた期間はほぼ1ヶ月強だ。だから3ヶ月ほどで元の値程度に戻せるんじゃないかな。