2002年11月4日(月)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
 砂浜の定点観察に行ってきた。先月24日(10/25付今日の雑記)には、は主たる観察対象のコナガエノアカカゴタケが180本以上も発生していたので、やや観察の頻度を上げて10日後の昨日、再び同じ場所にいってみたものだ。この間、浜辺観察仲間の坂本氏が10/27日に同地を訪れて28本の個体と多数の卵を観察されている。
 10/24日は発生のピークだったようだ。この後急激に個体数は減り、昨日は当日発生と思われる個体(a, b)は4本、数日前に発生したと思える個体(c)25本、卵(d, e)を12個確認した。このほかにも、カウントしなかったがサーファーに踏み潰された状態のものが多数あったので、実際の発生数はこの倍以上あったと思われる。
 (b)の個体は一つの卵から3本以上の柄を伸ばした奇妙な姿をしていた。また(d)の卵は砂浜から掘り出して撮影したものだが、卵の下半分が緑色を帯びて非常に印象的な色をしてた。切断してみると卵表面を取り巻いているゼラチン質の部分が緑色を帯びている。この部分が表面の白い薄皮を通して見えていたのだろう。それにしても早朝からあまりにも多くのサーファーがあふれているのには驚いた。多数の車でごった返しており、車を駐車する場所にもひどく難儀した。

日( )