2003年4月4日(金)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 川口市でもアミガサタケが出はじめた(a〜c)。桜の樹下に出るいわゆるイエロー(ホワイト)モレルである。昨年とほぼ同じ時期に顔を出した(2002/4/2 雑記)。網目の凹部が黒いもの(b)やら白色〜淡褐色のもの(c)などがみられた。よく見ると落ち葉の下から頭を覗かせはじめている個体があちこちに見られた(d)。頭部の網目部分(e)はとても繊細に作られている。大きなものでは背丈15cmほどに育っていた。しかしすべてが未熟個体で、胞子のできている個体はひとつも無かった。もっとも食用にするには未熟でも成熟でも味はほとんど変わらない。
 近くのウッドチップからはネナガノヒトヨタケ(f)、クズヒトヨタケが、切り株からはアラゲキクラゲ、エノキタケがあちこちで見られた。昨年(2002/4/2 雑記2002/4/4 雑記)と違って今年はまだ桑の花は咲いていない。念のために樹下を見たがキツネノワンはまだまったく音沙汰が無い。しかし、あと1〜2週間もしたらキツネノワンキツネノヤリタケなどがでてくるだろう。

日( )