2003年4月9日(水)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
 川口市の神社仏閣をいくつか回ってきた。目的のきのこはまだ出ていなかった。例年ギンナン拾いをしている場所なので、イチョウ樹下の草むらをかきわけてみた。すると予期したとおり、トガリアミガサタケ(a)がいくつも出てきた。よく見るとかなりの数がある。さらに別の神社では白タイプのトガリアミガサタケ(b)もあった。ここでも草むらの中ばかりである。
 いずれの場所でも桜の下にもアミガサタケは出ていたがどれもまだ幼菌ばかりである。他にキノコらしいものもないので、久しぶりにキノコ狩りモードになってトガリアミガサタケの成菌を採取して帰ってきた。10本に1本くらいの割でしか採らなかったのだが、泥のついた部分を切り落として水洗いすると結構な量があった。10本ほどがスパゲッティの具となったり(c)、ラーメンの具になった。残りは一部冷凍に、さらに一部は乾燥させて保存することにした(d)。
 いわき市の奈良さんからピスを多量に送っていただいた(e)。15〜20cmの長さのものが数百本もあり、当分は切片つくりに不自由しないですむ。このところ天然ものが入手できないために、発泡スチロールで代用していた(雑記 2002/12/13同 2003/1/29)。代用品はやはり代用品である。ニワトコやヤマブキなどの髄に比べると使い勝手はかなり落ちる。最近の都会では天然ものを入手できる場所がほとんどない。それにしても、これだけの量の髄をそろえるのはかなりの労力が必要だったろうと思われる。感謝、感謝である。本当にありがとうございました。

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