2005年1月20日(木)
 
(a)
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(b)
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(c)
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(d)
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 昨日久しぶりに栃木県葛生町を歩き回った。昨年3月3日以来である(雑記2004.3.4)。ヒメキクラゲ(a)、ベニチャワンタケ類似菌(ベニチャワンタケモドキ?)(b)やアラゲコベニチャワンタケ近縁種、藤の実の鞘からでるチャワンタケ、木の実から出る美しい微小チャワンタケなどが見られた。ケシボウズタケ属のきのこには出会えなかった。
 散在するカレンフェルト(Karrenfeld)--雨水のためにできた凹凸の石灰岩地表--の観察が目的だった。周辺地質図と石灰工業会による地勢図、地元での情報をもとに石灰岩が表出している尾根スジを目指した。周辺には鍾乳洞が多く、はからずも3ヵ所を探索してしまった。
 ちょっと標高の高いところに通じる林道はすっかり雪景色であった。新雪の林道を進むと次第に雪が深くなり、ついには全く動けなくなってしまった。やむなくリタイアして戻るハメになった。途中で車を停め周辺の山をみると、いたるところに石灰採掘現場があった(c, d)。

日( )