2009年2月4日(水)
 
発生のピークはいつ?
 
 今週の日曜日の午後に千葉県内房にある富津市の浜を訪ねた。強い風に悩まされたが、ずっと富士山が端正な姿をみせていた。ここを訪れたのは昨年12月29日以来のことだが、新たにナガエノホコリタケ(b〜d)、Tulostoma kotlabae と思しき個体(e, f)がいくつも発生していた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 どうもこのケシボウズの仲間、かなりの気分屋のように思えてしかたない。一年のうちの決まった時期に発生するとは思えず、散発的にパラパラと発生している節がある。そして、時折思いがけない時期に大量発生することがある。そして、大量発生したあとは、近隣での発生は何年ものあいだほとんどない。ここの浜でも、2003年夏に千数百個体の大量発生をみているが、それ以降、ごくわずかの個体が季節に関係なく散発的に発生するのみだ(雑記2003.7.17)。

日( )
HOME