2010年10月27日(水)
 
久しぶりのミドリスギタケ
 
 新潟県柏崎原発近くの神社で、マツの倒木からミドリスギタケらしきキノコが多数出ていた。久しぶりに覗いてみるのもよかろうと思い、持ち帰っていた(a〜c)。日曜日に帰宅後直ぐに胞子紋だけをカバーグラスに採取し、きのこ本体は紙袋に容れたまま冷蔵庫に保管してあった。ツバはすでに全く見られず、カサ表皮にKOHを滴すと黒変した。
 ヒダを切り出してみると(e)、子実層から子実下層にかけて、クリスタル状の結晶塊が幾つもある(f)。封入液をKOHに置き換えると、明褐色となって結晶もすべて消えた(g, h)。縁シスチジアはボーリングピンのような姿をしている(i, j)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 担子器には4胞子をつけたものと2胞子だけをつけたものが混在し(k)、カサ表皮には細い菌糸が匍匐している(l)。ミドリスギタケを覗いたのは久しぶりだ(雑記2007.6.15)。

日( )
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