2021年6月30日(水)  今回の事故後の行動の反省
 さる6月20日(日)に遭遇した落石直撃事故後の行動に関して(雑記2021.6.21)、反省すべきことがある。今後のためにも忘れないうちにここに残しておこうと思う。
 事故後1週間ほどは極度の疲労感と強い痛みで、当時の行動の是非を判断するゆとりがなかったが、10日経過した今頃になってようやく、何が起こったのか、なぜそうしたのか、その結果はどうだったのか、などを冷静に振り返ることができるようになった。

 反省すべきは、激しい痛みを抱え疲労困憊した体で、しかも右手左足がほぼ使えない状態で車を運転したことだ。通行中の他車や人に危害を及ぼすおそれがある極めて危険な行為だ。もし万一事故でも起こしていれば、一段と重い刑罰が科せられることだろう。半日待ってでも運転代行かタクシーを利用すべきだった。

 単独で山に入って、骨折などの重傷事故に遭遇したことは過去にも二度あった。また、友人らと行ったスキー場で骨折したこともある。いずれもその日のうちに自力で宿舎なり列車の駅に戻っている。そして病院ではX線での診断だけを受け、治療行為は受けなかった。ただ、これらはいずれも30歳台のことで、高齢となった今では通用しない。

 40歳を過ぎた頃登山用具はすべて処分し、以後30年間ほど山には登らなかった。日光に転居後、夫婦でキノコ採取を兼ねて山を歩くようになった。妻の死後(2018.5.26)再び独りで山に登るようになった。かつての体力・技術・判断力・運動神経は年相応に衰えている。これらを考慮していたつもりだったが、どこかに過信があったように思う。



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