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山歩きのこと(7):なぜ同じ山ばかり? | |
最近ある知り合いから尋ねられた。 なぜいつも日光周辺の同じ山にばかり登っているの? 北アルプスとか日本百名山に登りたいとは思わないの? 以前にも城山の常連から同じようなことを聞かれたことがあった。何と答えたかは覚えていない。面倒なのでおそらく、関心がないとでも答えたのではないか。 長い空白期間を経て再び山歩きを始めて既に7年(たわごと 2020.11.29)。振り返ってみれば、確かに地元の山にしか登っていない。しかも同じ山ばかり歩いている。理由としては大雑把に以下の5つほどに集約される。
1 若いころに北アルプスはじめ多くの山に登った
1 10代から30代までの頃に北アルプス、南アルプス、中央アルプスはじめ、谷川岳などの山には頻繁に登った。北海道、東北や西日本の名山にも足を伸ばした。いわゆる日本百名山では屋久島の宮之浦岳と北海道の後方羊蹄山(しりべしやま)以外はほとんど登っている。複数回登った山も多く中には四季を通じて登ったり、冬季の困難なルートも登った。それらの大半は単独だったり、しばしば亡妻と二人だけで登った。 山歩きはもともと好きだったし、若い頃は大半がソロ登山だった。結婚後は妻と二人での登山も増えたが、基本はソロ登山だった。ソロ登山にはいろいろな危険も指摘されるが、メリットも多い。金欠病の身にはありがたいことに、近郊の山登りではガソリン代以外には金銭的出費がない。そして持病の進行を遅らせるにも役立っている。持病は年々悪化しているが、山歩きはその速度をかなり送らせてくれる。 |
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