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日( )

2001年5月10日
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 「きのこ屋」高橋氏と一緒に見沼田圃を一回りしきた。昨日見ているので今日は無駄だとは思ったが、氏が行くというので付き合った。目新しいきのこはやはり無い。ヒトヨタケ属のきのこも期待していたものは出ていなかった。馬糞の上にはジンガサタケが相変わらず出ている。白っぽくなってはいるが「つぼみ」(a)がきれいだった。大発生していた(b)、(c)は多分ヒメヒガサヒトヨタケだろう。(d)のきのこは今の時点では種名不明であるが、しばしばこの地域にはでる。
 例年ならアミガサタケやヒトヨタケの出る斜面にはスギタケ(e)がようやく顔を出し始めた。畑の脇の切り株の根本のイタチタケ(f)はとてもきれいな姿をしていた。他には畑の脇でアミガサタケ、ピンク色をした変形菌(g)などがみられた。ツブエノシメジやツバナシフミヅキタケは相変わらず多数でている。(h)のヒトヨタケ科のきのこは多数出ていた。

 
(g)
(g)
(h)
(h)

 高橋氏のPC上のNetscapeから「きのこ雑記」をチェックしてもらったところ、何も異常なくきちんと表示されたという。そうなると我が家のLinux上のNetscapeファイルの一部やWindows2000上の.dllファイルなどが壊れているのだろうか。

2001年5月9日(追記)
 
(g)
(g)
(h)
(h)
 5月9日の雑記で、写真(f)を「ヒメキクラゲ」と誤って記述していたようだ。「ドキッときのこ」の竹さんからメールをいただいて初めて気がついたので、「タマキクラゲ」と修正した。竹さんありがとうございました
 (g)は今日であったウラベニガサだが、写真を撮っていると体中に蟻がはい上がってきた。どうやら蟻の巣を踏んづけてしまっていたようだ。写真(d)のツブエノシメジも(h)のような姿をした個体が典型的な姿だろう。これは幸いにも近くに生えていたものだ。

 Netscapeでの表示が急におかしくなってきた
 Netscape4.xでは、サムネイルをクリックしたときに、クリック先が直接画像の場合はきちんと表示されるが、HTMLファイルの場合に画像の上1/4ほどしか表示されなくなってしまう。なぜなのかは今はわからないが、ある日急にこの現象が発生しだした。表示部分を右クリックして現れる「ページ情報」の「画像」をクリックするとやっと表示されるが、こんな面倒なことを一般の人がするはずもない!
 Netscape6では、サムネイルがいくつも並んだときに、最後のサムネイルが表示されないという現象が発生する。これも理由はわからない。
 今後もこの現象が続くなら、諦めてJavaScriptによるonClick表示を使わない方式に変更しなくてはならないかもしれない!

2001年5月9日
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 見沼の田園地帯では今日も特に変わったきのこはなく、おなじみのものばかりだった。アミスギタケ(b)があちこちで群生(a)していたのが印象的だった。シロフクロタケ(c)が袋を破って顔を出すところを見ることもできた。草むらの脇に白い蝶の様な姿が見えたので近づいてみるとツブエノシメジ(d)だった。倒木や枯れ木にはアラゲキクラゲ(e)がよく出ていた。他には、タマキクラゲ(f)やウラベニガサなども数カ所で見られた。ヒトヨタケ科のきのこは白く長い柄の先で溶けた傘をさらしたものがいたるところにあった。

2001年5月8日
 
(g)
(g)
(h)
(h)
 この2枚の写真は先に「ヒダヒトヨタケモドキ」としてアルバムに載せていたものだが、どうやら全く別種らしい。友人の高橋 博氏から詳細な指摘を受けたので再検討してみると、確かに氏の指摘の通り非常に怪しい。氏は仲間うちでヒトヨタケ科に関しては最も造詣が深いから間違いない。ヒダヒトヨタケモドキじゃないとすると、ではいったい何か?、となると現段階ではわからない。現物はすでに手元にない。プレパラートも捨ててしまった。とりあえずアルバム本体からは削除したが、図鑑類の中には怪しい記述が見られるものもある。

2001年5月6日
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
 きのこ仲間の知人たち3人が都立桜ヶ丘公園にある旧多摩聖跡記念館でキノコ展をやっているので、久しぶりに多摩地区の公園に足を向けた。キノコ展では懐かしい人々にも出会って楽しい時を過ごすことができた。
 経路からは少しはずれるが、途中で武蔵中央公園に寄った。近くの小さなグランドでは梅の木の下にハルシメジ(a)が出ていた。中央公園にはイタチタケ(b)が切り株の根本とその周辺に群生していた。都立桜ヶ丘公園はカラカラに乾燥していたが、そんな中でフミヅキタケ(c)が傘表面にひびの入った状態を見せてくれた。

2001年5月5日
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 早朝に家を出てなじみの見沼田圃に行った。実に色々なきのこが多数顔を出していた。ツブカラカサタケ(a)、ウスベニイタチタケに限りなくよく似たきのこ(b)、小さな美しいヒトヨタケ科のきのこ(c)などがあちこちにある。そして、何カ所かでツバナシフミズキタケが群生していた(d)。
 帰ろうとした時、きのこ仲間の高橋氏に出会ったので、ハタケキノコの群生する所に案内してもらった。帰り際に今度は横山氏に出会う。彼の見つけたサケツバタケ(e)は実に端正な姿をしていた。オオチャワンタケ(f)なども相変わらず生えている。

 
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
 (g)は写真(b)の裏面だ。(h)は5月1日の写真(a)の成長した状態である。すらっとした(i)は何とも風情のあるきのこだ。

2001年5月4日
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
 5月3日は土砂降りの雨の中を関越道から津南に入り、野沢温泉、黒姫と何カ所かもぐってきのこ探索をした。結果はオケラだった。悪い予想が当たってどこもかしこもお目当ての場所は雪の下だった。最後に妙高高原の白樺林ではカバノアナタケを探したが見つからなかった。5月4日は富士山に入った。例年なら見られた場所にはシャグマアミガサどころがきのこの姿があまりにも少ないのに驚いた。出会ったのはせいぜいキクラゲ(a)、キチャワンタケ(b)、ツチグリ(c)程度だった。キチャワンタケはすべてが緑青色に変色していた。強い雨のためだろうか。

2001年5月2日
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
 仕事の合間に浦和市の秋ガ瀬公園に行ってみた。キクラゲ、エゴノキタケ、チャカイガラタケ、ヒラタケといった定番のきのこが少々見られただけだった。その後、大井の保護林を覗いてみたが、ここもやはりきのこの発生は少ない。
 コナラらしき枯れ枝から写真のきのこ(a, b, c)が出ていた。今の段階では名前はわからない。(c)は(a), (b)の幼菌らしいが軽いゼラチン状を呈していた。今日は顕微鏡を覗く時間が無いので形態的特徴だけを記述しておくことにした。
 傘は1〜2cm、はじめやや中高の平らな形をしているが、成長すると軽い漏斗型になる。幼時傘の縁が内側に巻き込んでいる。表面は平滑だが白い短い毛が無数にあり、さわるとビロード状の感触がある。大きく開いたものは湿時、縁にわずかに条線がみられ、乾くと中心付近が白っぽくなる。ヒダは直生し幅広く、薄い茶褐色でやや密。柄は4.5〜6cm×2.5〜3.5mm、中空で表面には縦にスジがある。根元は菌糸に少し覆われ広葉樹の枯枝などにしっかり密着している。1本から数本が単性または束生する。チャンスがあったら採取してきて顕微鏡で覗いてみよう。

2001年5月1日
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 早朝5:30、見沼田圃に行ってみた。昨日の雨のおかげで色々なきのこが顔を出している。目立つのはヒトヨタケ科のもろいきのこだ。(a)〜(d)はそれぞれ形態的な特徴が少しずつ異なる。多分全く別の種なのだろう。ビロードヒトヨタケやワタヒトヨタケに似たものもあるが、現時点ではよく分からない。
 またあちこちにシロフクロタケ(e)が多数見られた。そのうちの一つに「たまご」があったので二つに割ってみた(f)。ほかにも、ツバナシフミヅキタケによく似ているが柄がとても太くしっかりしたきのこもあった。
[追記] 5月5日の写真(h)が上記(a)の成菌の姿だ(5月5日)。

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