2002年10月24日(木)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
  早朝の雨の中、さいたま市の公園を2ヶ所歩いてきた。相変わらずヒメフクロタケ(a, b)はよく出ている。成菌(a)、老菌(b)ともに傘径10〜20mmほどで普通サイズのものばかりだ。図鑑では「ヒダはやや疎」となっているが、ここで見るものには、やや疎なものからやや密なものまでいろいろある。こんな季節にもタマキクラゲ(c)がでている。草むら全体が異様な臭気を発しているので、草をかき分けてみると100本ほどのサンコタケ(d, e)が群生していた。ムジナタケ(f, g)、コガネタケ(h)、ツチヒラタケ(i)、オオナヨタケ(j)も出ていたが、例年なら出ているはずのモエギタケやらスッポンタケは全くみられなかった。
 10/22i〜kのナヨタケ属のきのこの成菌がないかとかなり探してみたが、やはり小さな幼菌が数個あっただけだった。ただ、この幼菌には甘い臭いが全くない。だからPsathyrella sacchariolensの可能性はないだろう。
 ※ヒメフクロタケはモリノコフクロタケの誤り(2002/11/12補足修正)

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