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先に東松山市で採取した大きなアセタケはどうやら Inocybe praetervisa 近縁種のようである(雑記2003.6.19)。このきのこについては、手許の図鑑では、J.Stangl "Die Gattung Inocybe in Bayern" 126(p.314)、T.Kobayashi "The taxonomic studies of the genus Inocybe" 130(p.90)、R.Courte. & R.Duhem "Mushrooms & Toadstools" 1083(p.322)、スイスのキノコ図鑑Vol5. 89(p.100)などに詳細に記載されていた。ていねいに読んでみると記述とかなり一致する。ただ、北大総合博物館の小林孝人氏によれば、かさの表面がささくれて典型的ではないそうである。写真(a)は同じ場所で2001.6.17に採取したもので背丈18cmほどもあった(雑記2001.6.20)。 |