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先日の上州武尊山のブナ林にはテングタケの仲間が実にいろいろ見られた。最も多くみられ目立った順に並べてみた。カバイロツルタケ(a, b)、ヒメコナカブリツルタケ(c, d)、ドウシンタケ(e, f)、ヒメベニテングタケ(g, h)、ツルタケ(i)、オオツルタケ、タマゴタケ、アカハテングタケ、シロオニタケ、フクロツルタケ、コテングタケモドキなどであった。他にも、何種類かのテングタケ類、また頭部が黒色(j)や黒緑色の幼菌などもいくつもみられたが、これらは結局同定できなかった。 一方、例年なら成菌が多数みられるブナ林特有のきのことしては、ツキヨタケ(k)、ブナハリタケは幼菌ばかり、ヌメリツバタケモドキ(l)は最盛期だった。他にも各種のイグチ類がみられ、例年の8月を思わせるようだった。季節が完全に狂っている。 |
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