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例年今頃になると都内数ヶ所の大学構内でアミガサタケ、トガリアミガサタケを見ることができる(雑記2002.3.9、雑記2003.3.7)。ところが今年は思いがけない事態が生じた。大規模な工事のために発生地点一帯が工事現場となり、資材が置かれたり大きく掘り返されたりしてしまった。しかも、まるで示し合わせたように複数の大学で...。 かろうじて出会えたのは銀杏の根元近く、トガリアミガサタケ数個のみだった(a, b)。数年前には都内の緑地帯の多くで、今の時期になるとアミガサタケの仲間に出会えたのだが、年々滅びていくばかりである。この写真の個体も大きく育つことはできそうにない。 以前日菌報に投稿した原稿の査読結果を3週間ほど前に受け取っていた。査読担当者の目は確かであり、表現の曖昧な部分が適切に指摘されていた。今読み返してみると確かに曖昧である。文献引用の形式的ミスの指摘も妥当なものであった。昨日、修正を済ませた原稿をあらためて編集委員会に送った。きっとまた、新たな指摘が加わって戻ってくることだろう。 |
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