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仲間6名で日光を歩いてきた。今回の目標は二つ。ひとつは、ツノシメジの撮影と、きれいな姿の標本の採取。もうひとつは、ニカワウロコタケの標本採取だった。ツノシメジはかなりの数を確認して、整った姿の標本をいくつか採取することができた(a〜f)。 ニカワウロコタケの写真は、山渓「フィールドブック きのこ」p.207に載っているが、国内でツノシメジの掲載された書籍は、大作・吹春共著「きのこワンダーランド」(山と渓谷社 2004.9)しかない。そのp.8に掲載された写真は若い菌だけである。そこで、今日は、ツノシメジの成菌(a, b)やヒダ、柄の部分が分かるような写真(e, f)をアップした。 遠くから一見したところ、スギタケの大きな個体のようにみえる。まるでお化けスギタケといった姿をしている(c)。しかし、ヒダは真っ白(e)、胞子紋も白。柄には毛むくじゃらのソックスをはいたような特徴がある。なお、顕微鏡下の姿は先週月曜日の雑記2005.8.22に取り上げた。 |
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