2006年7月27日(木)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
 日光からサナギタケを持ち帰ったことをすっかり忘れて、冷蔵庫にずっと放置してあった(a, b)。久しぶりにこれを覗いて楽しむことにした(雑記2002.8.22)。虫草についてはほとんど何もわからないので、もっぱら顕微鏡で覗いて楽しむことしかできない。
 縦に二つに切ってルーペで眺めてみた(c)。切断面を実体鏡でみると、子嚢殼がみずみずしい姿で並んでいる(d)。顕微鏡で同じものをみた。最初薄く切りすぎたために、内部の子嚢が一気に放出され原型をとどめなかったので、あらためて厚めに切り出した(e)。
 子嚢殼の内部には細長い子嚢が無数にはいっている(f)。3%KOHで封入してフロキシンを加えてみた(g)。メルツァー液で封入したり(h)、フロキシンで染めて遊んだ(i)。子嚢胞子は著しく細長く、やがてこれが小さな断片となる(j)。

日( )
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