2008年6月8日()
 
6月7日(土)の日光
 
 日光では恒例のクリンソウ騒ぎが始まった。土日の混雑は異常で、am8:00には広大な駐車場は満杯となり、バスは朝の通勤電車のような混雑を呈する。今年4月30日とほぼ同じコースを歩いたところ(雑記2008.4.30)、思いの外多くのキノコを観察することができた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 出会ったキノコは、ハラタケ類30数種、子嚢菌10数種、その他10数種といったところ。ホシアンズタケ(a, b)、ヒロメノトガリアミガサタケ(e, f)は出はじめたばかりのようだ。タモギタケ(c, d)はすでに第一陣がほとんど終わりをつげ、多くはバクサレ状態だった。
 コガネヌメリタケはとても美しいキノコだが、低地では既に発生を終え、標高の高いところでミズナラ、ブナなどの倒木にみられた(g, h)。マスタケ(i, j)が食べ頃の柔らかさで大きな群を作っていた。スギの巨木の周りでは、ミヤマトンビマイ(k, l)がみごとな姿をみせてくれた。そのうちから柔らかな成菌一株を採取したが、あまりの大きさと重量感に圧倒された。

日( )
HOME