2010年3月19日(金)
 
海辺:後日のためのメモ
 
 千葉県内房の浜(a, b)では小さなケシボウズタケ属の小さな若い菌がいくつも出ていた(c, d, e)。1月末に出向いた時は新鮮な個体が少なかったが、今回はかなり新しい個体が発生していた。先に新鮮だったナガエノホコリタケはすっかりペシャンコに潰れミイラとなっていた(雑記2010.2.1)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
 新たに発生していたのは、Tulostoma brumale (ケシボウズタケ)と T. kotlabae のようだ。いずれも柄は太くたっぷり水分も含んでいる。この連中の発生最盛期はいったいいつなのだろうか。たとえばナガエノホコリタケはほぼ通年発生するが、7月と11月に大発生をみている。ウネミケシボウズタケも真冬と梅雨の時期に多数発生を確認している。いずれも、いちど大発生をした地点では、その後はほとんどあるいは全く発生していない。
 すでに10何年間はみてきたが、発生する季節がいつなのかは未だに謎のままだ。

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