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今の時期あちこちでベニヒダタケがでている。これを使って切片作成の練習をした。胞子はさておいて(b)、はじめにカサとヒダ数枚をまとめてバッサリやってみた(c)。次いでヒダを一枚スライドグラスに寝かせて慎重にカミソリをあてた。これが結構難しい。 せっかくうまく薄く切れても、封入するときにしくじってエアの混入を起こしやすい(d)。よくやる失敗で、こうなるとお手上げである。再度切り直しからのやり直しだ(e)。それにしても、ヒダ実質の逆散開型を明瞭に捉えるのは難しい(f, g)。(雑記2009.5.18、同2005.8.4、同2004.5.19) 縁シスチジア(h)、側シスチジア(i)、担子器(j)は、フロキシンで染めたヒダをKOHで封入して押し潰せばよいので、確認するのは簡単だ。切片作成のポイントはカサ表皮の切り出しだ(k, l)。この部分はうまくやらないと、ゴチャゴチャになって、はっきり捉えにくくなる。 |
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このところの視力の急激な低下、指先の感覚のさらなる鈍化、腰の不安定などから、実体鏡やピスを操作できない日が増えた。ここ数日、目と指先の機能維持のため、切片作りの練習をしたが、まだしばらくは何とかなりそうだ。問題は、技能ではなく集中力のようだ。 | |||||||||||||
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